水田のようす～稲の花
4年生が今週、郡上市・気良の水田に稲刈りに出かけます。学校周辺とは1ヶ月以上も早い刈り取りです。同じ岐阜市でも1ヵ月近くの差がありますから、地域が変われば米作りのカレンダーも異なるのでしょう。学校周辺では稲の花が咲いています。小さな小さな花ですが、受粉の準備をしているようです。イネは天気の良い日の午前中に花を咲かせる。イネの花は，花を咲かせて昆虫を集め，昆虫が花から花へ移動して受粉させる虫媒花とは異なり、雄しべの花粉が風の力で運ばれて受粉が行われる風媒花です。雄しべの花粉が同じ花の雌しべに付いて受粉する「自家受粉」という方式をとっています。ですから花が目立つ必要もなく、とても地味で目立たないのです。文献によると雄しべは６本、籾殻になる部分（穎）・・・・受粉が終わると穎が閉じる・・・とあります。目立たないですが着実に命が巡っているのだと感じます。
