今日は芒種
天気予報の的中率が上がっています。今朝は雨がしとしとと降っています。今日は二十四節気の芒種(のぼうしゅ）です。芒の文字は稲科の植物を表すことから、稲や麦など穂にチクチクの部分がある植物を指し、田植えなや麦の種蒔きなど農家の人が忙しくなる時期でもあります。一方では、二十四節気をさらに細かく分けた七十二候では、芒種の初候は「螳螂生」、次候は「腐草為蛍」、末候は「梅子黄」となっており、螳螂生はカマキリが生まれる時期と言う意味で、腐草為蛍はホタルが舞う時期、梅子黄は梅の実が黄色く色付く時期ということになります。この時期は新しい生命の誕生や生長が観られる時期とも言えるでしょうか。1年生のアサガオの葉が子どもたちのてのひらほどの大きさになりました。アジサイも淡い色で花を開きました。近隣の水田では田植えの準備が進んでいます。こういったことを考えるちと雨の日も味わいあるな、と感じます。
