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4年生伝統の時間~道具を浄める

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4年生伝統の時間~道具を浄める

茶道のを稽古を重ねる4年生。帛紗の扱いについて、説明を聴き、実際に帛紗さばきを身につけ、帛紗を使っていきます。帛紗は茶道具の中でも特に目立つものではありませんが、お茶を点てる時に欠かせないものです。用途としてはなつめや茶杓などを拭う、また、釜の蓋を取るときに使います。この扱い方はとくに「帛紗さばき」とよばれ 、茶杓、茶入の拭き方はいろいろな作法があり、帛紗さばきはとても複雑です。子どもたちは繰り返し稽古をし、なんとかスムーズに帛紗さばきをし、道具を拭きたいと思っています。きちんと畳め、なつめを浄めることができた時のホッとした表情は、見ていてもうれしくなります。帛紗さばきは複雑ですが、例えば点者は茶席にはいる前に帛紗を三角形に折りたたんで席に着きます。席に着いてから帛紗を抜き取り、右手で端を取り、左手親指を中央にいれて、帛紗を半分に折り曲げ、右手に取って、茶入、またはなつめを拭い、茶を点てる前、釜の蓋を取るときにも帛紗でそのつまみを取り、蓋を蓋置きに載せるという一連の所作をおこなっていきます。盆客点前を稽古しますので釜の蓋を取ること自体ありませんので帛紗の出番も限られてきますが、ふくさがあると茶席が華やかに見え、上品な雰囲気が漂います。




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