そろばんの学習
4年生の算数の時間にそろばんを使って計算をしています。そろばんでの計算の原理を知り、玉を動かしながら計算をします。そろばんを利用することで、頭の中では、数をどのように見ていくか、すばやく考えています。そろばんの授業自体はわずか数時間ですから、そろばんを使いこなして、複雑な計算をするまでには至らないのは確かです。しかし、数の構成に着目して計算を進めますので、計算が速くなったり、暗算での計算ができるようになったりするなどの効果もあります。コンピューターが高度な計算をしてくれますので、そろばんは必要ないと思われがちですが、いつも身近に計算機があるわけではないので、計算が得意なことは有利であることに変わりありません。人工知能が発達しても、人間が自分自身の知的能力を放棄することはありえません。｢読み書き計算｣ やはり計算能力は重要です。そろばんの学習が計算の力をのばしていくきっかけになればと思います。
