今年の漢字~令
柔らかな日差しが差し込んでいます。今年ものこりわずかとなりました。校舎の表情も春とは異なります。今年の流行語大賞には、「ONE TEAM」が選ばれました。ラグビーWorldCup日本代表のスローガンでした。今年の漢字は「令」の文字が選ばれました。「令」という字は、上の「人」と「一」の部分は偉い人のかぶっている冠を表し、下の「卩」部分がひざまづくことを表しています。この二つの部分をあわせて、「令」にはもともと「」神官のような偉い人がひざまづいて神のお告げを聞く漢字でした。(25日付け岐阜新聞17面より)ここまでをみると令和の令が元号に用いられた意味がわかりづらくなりますが、もともとは万葉集お歌の序文からきています。「初春の令月にして、気淑く風和ぎ」の一節からきており、「すばらしい」の意味で使われています。ひざまづいてしまうくらいのすばらしさとでもいうのでしょうか。今年も終わりに近づいています。ほこりを払いながら、来年どんな素晴らしいことが起こるのか・・・さしずめオリンピックでの記録でしょうか・・・に思いをはせながら今年の締めくくりにむかいたいとおもいます。