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「書き初め」はいつ?

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「書き初め」はいつ?

かすれの多いものを選びました

書き初めという言葉は耳にしますが、その由来はとても古いそうです。元日の朝にはじめて汲んだ水で墨をすり、新年の恵方の方角に向かって詩歌を書く、のがもともとの書き初めということです。平安時代の宮中行事として行われたのが始まりのようです。江戸時代には庶民にも広まったとのこと。元旦に初めて汲む水を若水として大切にし、神棚に供え、お茶を点てたり、雑煮に使ったりする習慣はどのくらいの家庭で行われているのでしょうか。何かと忙しい今日の社会ですが、コンビニの元日休業などが実施されるなど時の流れの速さが変わろうとしている今、「若水」という言葉や習慣を知ったり、見直したりすることは意味あることではないでしょうか。「書き初め」のための墨を若水でするということは墨の量も多いため、今回は墨汁を使用しました。今年の干支、「子」(ね)を書いてみました。エントランスに掲げるため板ダンボールに全版画用紙をはり、あり合わせの用紙で一文字を。用紙は滲みの少なめのものを選び、渇筆が出るようにと思いました。ネズミのようにスピード感の文字になったでしょうか。


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台紙の用意