（動）稲刈り後の田んぼ～ひこばえ
正月三が日も最終日。新しい年のはじめ。この一年間への期待と春への期待が入り交じります。学校の周りは水田がたくさんありますが、所々緑のものが見えます。根元から刈り取られた稲の茎から新しい稲が生えてきています。この新しい稲は｢孫生え｣（ひこばえ）といいます。この孫生えが大きくなれはまた稲穂が育つかと思ったのですが、孫生えは生長しても穂が出る前に枯れてしまうことが多く、穂が出たとしても中が空のようです。稲の生命力や養分を使い果たしているはずの田の土の力には驚きます。年が変わり新鮮な気持ちの今、こうした力強い生命力に出会うとがんばらねばという気持ちになります。
