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6月ご命日法要

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6月ご命日法要を行いました。真宗宗歌、敬礼文、いまささぐ、三帰依、念仏、さんだんの歌などを歌い音楽法要をした後法話を聞きました。親鸞聖人が9歳の時に詠んだものと伝えられる「明日ありと 思うこころのあだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」をもとに、日々の生き方について考えました。親鸞さまは家庭の事情でわずか9歳で得度し、僧侶となり親と離れて生活する道を決意されました。慈円和尚という高僧のもとで得度式に臨むことになっていました。あたりはすっかり暗くなっていましたので慈円和尚は親鸞さまに「得度式は明日にしましょう」と言われました。それに対して親鸞さまが「明日ありと~」の歌を詠まれたのです。(今美しく咲いている桜の花が明日も咲いていると思っても、夜中に嵐が来て散ってしまうかもしれません。明日があると先延ばししないで、今得度の儀式を執り行って欲しい)と言われたのです。それを聞いた慈円和尚はその決意に打たれてすぐに得度式を行ったのです。今しなければならないことを先延ばしせずに、精一杯悔いのないよう、かけがえのない毎日を大切にしたいものです。