岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

仏教文化研究所

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研究所の理念と目的

仏教文化研究所は、岐阜聖徳学園大学の仏教精神を基調とした建学の精神を具現化するために、平成12年4月に設立されました。

家庭での児童虐待、重大刑事事件の低年齢化、学校における生徒の不登校や中退の増大、自殺者の増加、ゲノムやクローン研究に懸念される生命所有の顛倒など、人間存在の危機が叫ばれる時代を背景に、自利利他の共生社会の実現を目的として本研究所は設立されました。

グローバル化や国際化が進む今日にあって、仏教精神に基づく人間の道を探求すべく、洋の東西を問わず、仏教研究の諸機関・諸研究所との連携も視野に入れています。

研究所の研究テーマ

1. 仏教と現代

環境破壊・生命倫理などの現代社会がかかえる諸問題(政治・経済・法律上の問題や情報社会の問題などを含む)とのかかわりにおける仏教の研究。

2. 仏教の文化と歴史

絵画・造形・音楽・文学・建築・儀礼・習俗・慣習などの芸術・文化とのかかわりにおける仏教の研究。仏教と歴史にかかわる研究。民俗的な見地からの仏教の研究。

3. 仏教と教育

教育とのかかわりにおける仏教の研究。

4. 仏教思想と仏教哲学

仏教の教理・教学に関する研究。

5. 仏教と諸思想・諸宗教

諸々の哲学思想あるいは諸宗教伝統とのかかわりにおける仏教の研究、及び、仏教に関連した宗教学的研究。

6. 聖徳太子と仏教

聖徳太子に関する研究。