岐阜聖徳学園大学 岐阜聖徳学園大学短期大学部

NHK岐阜「まるっと!ぎふ」で付知川での水難事故防止学習が紹介されました。

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NHK岐阜「まるっと!ぎふ」で付知川での水難事故防止学習が紹介されました。

 本学教育学部の稲垣良介教授が、中津川市立付知中学校と中津川市北消防署と共同して、中学生1年生を対象にした付知川で水難事故防止学習を実施しました。

 我が国の子ども(中学生以下)の水難事故は、直近10年間だけで1,615件発生し、409名が死者・行方不明者となっています。死者・行方不明者の内訳を場所別にみると、河川51%、海23%、湖沼池13%、用水路8%、プール4%となっていることから、自然の水域で多く発生していることがわかります。また、行為別では、水遊び46%、水泳14%、魚とり・釣り6%、通行中6%、その他28%であることから、子どもは、楽しいはずの水辺での活動中、水難事故に遭ってしまうケースが多いことがわかります。このことは、児童・生徒に「心得」の学習を通して、水辺で安全に活動するために有効な内容を身に付けさせることによって、水難事故を未然回避したり、被害を低減させたりする効果が期待できることを示します。

 授業は、40名の生徒を対象に、水中の歩行、救助体験を実施しました。生徒は、授業を通じて川のリスク要因を体験的に理解し、それらの要因に対してとるべき行動、また、未然の備えとしてのライフジャケットの有効性などを学習しました。

 NHKニュースまるっと岐阜では、生徒が消防署員の指導のもとライフジャケットを着用する様子、水深40センチほどの箇所を歩行する様子、フローティングポジション(川下に足を向けて障害物を避けながら流れる姿勢)で流れる生徒に救助用ロープを用いて救助する様子が紹介されています。

 付知川での授業には、本学の学生の北遥歌さん、鎌田歩友夢さん、森岡孝文さん、内川敢太さん、板頭大輝さんも参加し、補助にあたりました。

NHK NEWS WEB 岐阜 NEWS WEB 中津川市 中学生が川に潜む危険性を学ぶ


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