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成道会(12月8日)

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12月8日(火)の午後、本校では「成道会」という宗教行事が催されました。この行事は、釈尊が悟りを開かれたことを記念して行われるもので、本校では毎年この時期に行われています。

今年の「成道会」は、いつもの音楽法要の後、「夕凪の町 桜の国」という映画を鑑賞しました。

この映画は、昭和30年代から現代の平成へと2部構成で展開されています。

広島の原爆を体験した被爆者である主人公の苦しみや願いは、映画の中で原爆で亡くなった父からプレゼントされた髪留めと一緒に次の時代へ受け継がれていきました。

第2部での主人公は祖母・父母からも聞いたことがない過去の苦しみ・悲しみを父の後を追って訪れた広島で知ることになります。自分自身も被爆者の孫であることを……。

戦争が終わっても人々の苦しみ・悲しみ、そして被害はなくなったわけではないことを忘れてはいけない。前向きな明るい笑顔を持つ2人の主人公によって後世に語っていかなければならないと訴えた映画でした。

涙する場面もあり、戦争を知らない生徒たちも映画を通じて非核非戦の重大さを知ってくれたことでしょう。