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4月ご命日法要

image 4月15日(木)3、4限に、大学の5101講堂においてご命日法要が行われました。新入生にとっては初めてのご命日法要であり、まさに浄土真宗の宗門校であることを強く意識する機会となったのではないかと思います。

本年度第1回は、宗教部長の先生よりご法話をいただきました。普段は歴史の授業を教えてくださる先生ですので、今回もいろいろな歴史的な事実を交えて、人の命を大切にしてきた人類の有り様をお話しくださいました。

縄文時代には人が争ったり殺し合いをした形跡が見つからないこと、エジプトの「目には目を、歯には歯を」の言葉は、解釈を変えれば「自分が受けた痛み以上の痛みを相手にやり返すことはだめだ」と伝えていることなど、驚かされたり納得させられる内容のお話を聞くことができました。少し難しいテーマであるにも関わらず生徒達は興味深そうに話を聞いていました。先生は最後にまとめとして、「根本的に飽くなき欲求を持つ人間が、社会の一員として『これ以上はしてはいけない』と、自己に抑制かけることができるのは、法律や罰則ではなく、宗教的情操なのだ。宗教的情操が育っていれば、厳しい法律や罰則がなくとも社会は秩序を保てるのだ。」とお教えくださいました。生徒諸君にもこれを励みとして、本校において仏の御教えをますます学んでいってほしいと願っています。