降誕会・映画鑑賞
5月24日(火)
午後から、降誕会が行われました。降誕会は、本校では親鸞聖人の誕生を祝って毎年行われる宗教行事です。
いつもの法要と同じく、真宗宗歌などの宗教歌をうたい、献花・献灯・献香を終えた後、映画を鑑賞しました。
映画のタイトルは「あん」。ハンセン病問題をテーマにした内容でした。
「あん」は、あんこの「あん」。青年が一人で切り盛りする小さなどら焼き屋に、一人の老婆がアルバイトの申し込みに訪れる。老婆のつくる粒あんの味に惚れ込んだ青年は、二人三脚で店を動かすことに決める。戦争やハンセン病で長年苦しんできた老婆にとって、このどら焼き屋での日々はかけがえのないひとときとなる。というお話です。
ハンセン病の問題は、他の多くの人権問題と密接に関わりあっています。この映画をきっかけに、「人が人として生きる」ということについて考えてもらえたらと願っています。