11月のご命日法要がありました
講師の能美先生
本日５限の宗教の時間は「ご命日法要」でした。
今回は、本願寺派布教使で、願明寺の僧侶でいらっしゃる能美真由良先生を講師としてお招きし、ご法話をいただきました。
命はいつまでもそこにあるわけではありません。朝ある命が、夕方には消えてしまっているかもしれません。能美先生ご自身のご経験についてはじめにお話しされ、やがて能美先生が僧侶を志したいきさつに触れられました。そして、僧侶になるための修行をされる中で先生が学ばれた「生老病死」という考え方は、「生」の対極に「死」があるわけではないということ、「死」まで含めて阿弥陀さまの懐の中で「生きる」ということを教えています。
普段、「死」を意識することはあまりない私たちですが、「死」を恐れて生きることにばかり目を向けるのではなく、「死」までを見通しながら、自分がどのように生きることが大切か、一人ひとりがあらためて考えるきっかけとなる貴重なお話だったのではないでしょうか。
講堂でご法話を聴く１、３年生
多目的ホール（リモート）でご法話の感想を書く２年生
