岐阜聖徳学園大学附属中学校 学校案内パンフレット
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生かされているいのち仏教の学びによって、私たちは自分ひとりで生きているのではなく、互いに支えあいながら生かされていることに気づくことができます。その気づきは、自分を支えてくれる周りのすべてのものに感謝する態度となってあらわれ、人間としての成長を促します。宗教行事本校は親鸞聖人のご命日をご縁とする「ご命日法要」や「宗教」の授業など、カリキュラムの中に仏教精神を基礎にしたこころの教育を取り入れて、日常生活の中で互いを思いやり、支えあうことの大切さを学びます。そのほかにも「降誕会」「成道会」「報恩講」という宗教行事や1年生の京都研修など、3年間の体験が人間としての視野を広げ、豊かな人間性の礎となります。互いに敬いあえる人に本校は仏教精神、とりわけ浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のみ教えを建学の精神におき、「平等」「寛容」「利他」を校訓として、こころ豊かな人格の形成をめざしています。仏教の学びは、個人の豊かな人間性の育成だけにとどまらず、グローバル化が急速に進行する社会において、他者のちがいを差別することなく受け入れ、理解する異文化理解の態度を育てることにもつながります。厳粛かつ穏やかな時間が学校生活をより豊かなものにします。06仏教精神に学び、世界に羽ばたくこころの教育いのちの尊厳と感謝

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