【義援金のお願い】
平成23年3月18日
岐阜聖徳学園大学附属中・高等学校
生徒・保護者 様
岐阜聖徳学園大学附属中・高等学校
育友会 会長 河村 容道
校長 三島 秀滋
校長 武山 正光
生徒会 会長 武仲 徹
東北関東大震災義援金のお願い
「東北関東大震災」により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。今回の震災の報道を見聞きする中で、附属中・高等学校生徒会では、「今の私たちに何かできないか」と考え、被災地で苦しんでいる方々の支援のため、下記のように義援金の募集活動を行うことにしました。皆様のご協力をお願いいたします。
なお、お預かりした義援金は審議のうえ、関係機関にお届けいたします。
配分につきましては、後日、報告いたします。
記
- 受付期間 平成23年3月22日(火)~3月24日(木)
- 受付方法 附属中・高校 教室にて朝の会で集めます。 (保護者の皆様も生徒に封筒に入れて持たせてください。)
- 連絡先 岐阜聖徳学園大学附属中・高校 東北関東大地震義援金係 058-279-0808
平成23年3月16日 岐阜聖徳学園大学附属中・高等学校 校長 三島 秀滋 校長 武山 正光 東北関東大震災から学ぶこと
3月11日、金曜日、M9.0の地震と津波は、東北・関東に大災害をもたらしました。 連日連夜、悲惨な現場を流す、報道ニュースを見て、すべての人が悲しみに包まれたことと思います。夢であってほしいと思ったのは私だけでなかったはずです。親戚の方、友人など知り合いがおられれば、なおさら気が気でないでしょう。今なお多数の行方がわかりません。 現実を受け止める以外にない被災地の人たちの悲しみや苦しみ、家族、仲間を亡くした人たちの悲しみやつらさは想像を絶します。 みなさんと同年代の子たちはどうしているんでしょう。 「食事は大丈夫かな。」「夜寝る布団はあるのだろうか、余震が続く中、心配で寝れないんじゃないか。」「学校での授業はどうなるだろう。」「行方不明の家族とは会えたんだろうか」 避難所生活では、不安と悲しみの毎日を過ごしている人たちでいっぱいです。 みなさんも毎日の悲惨な報道を見て、悲しみがこみ上げ、強く心が動かされたのではないでしょうか。 その後も、余震、新たな場所、長野、高山、新潟、静岡での地震、原子力発電所からの放射能漏れなど影響が次々と報道されています。 また、東北地方だけでなく、インフラの整備や流通や仕事など、全国的に厳しい状況も広がっています。 東京電力は初の計画停電を実施しました。電車の本数も通常の5割から7割となり、当然大混雑になります。多くの人は我慢強く一列で長い列を作っていました。大変な不便を感じている状況で、「こんなことたいしたことない。地震にあった人の苦労を考えたらどうってことない。がれきの中で十分の暖もなく、一生懸命家族をさがす被災地の人たちを思えばどうってことない」と応えていました。 また、ある人は、「今までの普通の生活がどんなにありがたいのか、今つくづく感じています」とコメントしていました。 これからの復興作業、安心して暮らせる生活となるまでは、かなりの長丁場になると考えられます。その間の苦しみを考えたら、いてもたってもいられません。私たち一人ひとりができることは日常生活の中にもたくさんあります。みんなで力を合わせれば、きっと願いが届くと思います。そして、附属中・高等学校として何ができるか考えませんか。いまこそ「お互い様」の気持ち、「相互扶助」の考えが大切です。 私たちに今できることを考え、みんなで、助け合い、協力し合いましょう。そんな善意の声、行動が、附属中・高等学校で満ち、始まることを期待します。 それでは、今回の東北関東大震災でお亡くなりになられた方々へ、みなさんとともに1分間の黙祷を捧げたいと想います。
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