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学校長あいさつ




世界でただ1つの人生という物語の主人公になるために

  ~「GIFU SHOTOKU PRIDE」を胸に

 大規模な自然災害と待ったなしの環境問題、終息の見えないコロナ禍、めまぐるしく変わる社会経済情勢、国際情勢などが当たり前のように報道される日々が続いています。
『この激動の時代、何が起きるか分からない時代、先が見通せない時代に、持続可能な社会を目指して生きていく若者にとって、必要なものは一体何なのか』
『お預かりした大切なお子様が、時代の激流に翻弄されることなく、世界でただ1つの人生を生き抜くために、私たちができることは何なのか』
 これらの問いの答えを改めて考えることから、私たちは令和4年度の教育をスタートしました。その答えは、一言で言えば「生きる力を育むこと」なのでしょうが、私たちはその中でも特に、「人生を前向きに生きる主体者意識」と「人として誇りある生き方を求め行動する力」が大切であろうという結論に至りました。そしてその礎になる次の2つの力を私たちは、「GIFU SHOTOKU PRIDE」と名付け、少人数教育の中で一人一人の生徒に身に付くよう、全教職員で全力を挙げて取り組み始めたところです。
◇学びと育ちの主人公は一人一人の生徒、すなわち自分(たち)であることを自覚し、自分の夢の実現に向かって着実に歩む力
 キャリア教育を充実させ生徒の夢を育むとともに、教科ごとに最適な学習環境で学ぶ教科センター方式という学習環境やパッケージ学習、セミナー学習など多様な学習プログラムを用意し、学びの主人公として生徒一人ひとりの選択を大切にした学習を提供しています。
◇かけがえのない自他の命を大切にし、広く豊かなこころで他者に接するとともに、他者の幸福のために貢献しようとする力
 本校は昭和47年、県内初の私立中学校である聖徳学園岐阜教育大学附属中学校として開校して以来50年間、仏教精神を基調とした学校教育を行うことを建学の精神としてきました。そして聖徳太子の「以和為貴」(和をもって貴しとなす)の聖句をその具現化として象徴的に掲げ、「平等」「寛容」「利他」を校訓として、自分と他者を大切にする心や他者の幸福のために貢献する態度や行動力を育成する教育活動を推進しています。

本校を巣立ったお子様が、10年後20年後、そしてそれ以降も、激しい時代の流れに翻弄されることなく、「GIFU SHOTOKU PRIDE」を胸に、世界でただ1つの人生の主人公として力強く生き抜くことを願っています。

岐阜聖徳学園大学附属中学校
 校長 清水 昭治