年長組 稲刈り(10月16日)
昨日の予定だった稲刈りですが、雨が降ってきたため、カマを見てイメージを膨らませるだけで終わりました。ギザギザの刃にビックリして「あんな大きいので、できるかな?」そんな不安を感じていた子がいましたが、今日、田んぼに向かう姿は意欲満々。「稲刈り、稲刈り...。」と、足取りも軽快でした。一晩の間に心配から期待へと気持ちが変化していたのかもしれません。
稲刈りの先生は臼井さん。カマと稲の持ち方や動かしを教わり、一緒に稲を刈りました。1人2回ずつ行ったのですが、1回目は「あー、怖かった。」と、終わった瞬間に息を吐き、2回目は「楽しかった。」と、嬉しそうに刈った稲を握る姿が見られました。稲刈り後、臼井さんからお米となるまでの過程を聞き、「あと少しで食べることができる」そんな嬉しさも味わっていました。田んぼを眺めることはあっても、実際に苗を植え、カマで稲を刈ることは日頃の生活では難しいものです。実体験を通して栽培の不思議さ、食の大切さを感じていってほしいと願っています。