岐聖大通信Vol25

岐聖大通信Vol25 page 14/20

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まずは8名ほどのグループで、集団面接の練習からスタート。今回は、質問する面接官も学生たちが担当し、入室や挨拶の仕方など、基本姿勢も厳しくチェックします。緊張感が漂う中、学生たちはきっちりとタイムを測っ....

まずは8名ほどのグループで、集団面接の練習からスタート。今回は、質問する面接官も学生たちが担当し、入室や挨拶の仕方など、基本姿勢も厳しくチェックします。緊張感が漂う中、学生たちはきっちりとタイムを測って行う自己PRや、「教育実習で大切にしたことを簡潔に」「経験のない部活動の顧問になったらどう指導する?」など多様な質問に答えていきます。中には言葉に詰まったり、意見がまとまらず時間をオーバーしてしまう学生も。限られた時間内に、実際のエピソードなどを織り交ぜながら、自己を表現する力が試されます。マニュアルから脱却した個性の伸長を目指して私は中学校校長を定年退職後、本学の就職課の課長として教員採用試験と就職活動をサポートしてきました。しかしその中で、「教育現場を知っている者として、現場の視点をもって学生に指導できることはないだろうか」という思いを常日頃から抱いていました。ちょうどその頃、教員採用試験に臨んだ本学の学生について、「マニュアルには強いが、個性が感じられない」という意見を耳にしたのです。それは、教員採用において人物評価が年々重視されている表れであり、同時に本学における学生の資質能力育成への課題を感じた瞬間でした。そこで、名実ともに力のある初任者教員の輩出を目指して、3年前に就職課長を退き、演習指導を中心とした教員養成講座を開講。今では口コミで広がり、意欲の高い学生が多数受講を希望し、今年度は約330人の教員希望者から約150体感!教員養成講座?普段の講座を覗いてみました?本番さながらの緊張感!集団面接集団面接が一通り終わると、学生は一人一人に対して点数をつけ、率直な意見を交換します。加えて、古澤先生からも各自に良かったところや注意すべき点をコメント。「何もかも詰めこむのではなく、整理して話してみよう」「以前より話が豊かになったが、次はもう少し理路整然とした話し方をしよう」など、適切な指導に学生は熱心に耳を傾けていました。学生たちも、「同じことを繰り返し話してしまう」「時間内に考えがまとまらず、とても難しかった」など、素直に不安感をぶつけます。そのやりとりが、古澤先生と学生の強い信頼関係を築くのではないでしょうか。一人一人に適切なアドバイスを個別指導就活file「教師になりたい!」という熱き思いを抱いた学生たちが厚い信頼を寄せる授業があります。学生の熱意にもきちんと応え、本学が誇る高い教員採用率を支える教員養成講座。同講座を立ち上げた古澤哲男先生にお話を伺いながら、絶大な支持を集める秘密に迫ります。プロフェッショナルな教師の卵になるために“”14