岐聖大通信Vol25

岐聖大通信Vol25 page 16/20

電子ブックを開く

このページは 岐聖大通信Vol25 の電子ブックに掲載されている16ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
聖徳学園レポートUEN REPORTSHOTOKU GAK近頃では、子どもの知力と体力の低下を食い止めるため、食育という言葉がすっかり定着し、食文化も見直され、食が重視されるようになりました。そこで、本園では、子どもたち....

聖徳学園レポートUEN REPORTSHOTOKU GAK近頃では、子どもの知力と体力の低下を食い止めるため、食育という言葉がすっかり定着し、食文化も見直され、食が重視されるようになりました。そこで、本園では、子どもたちが園にいる間に、数多くの自然体験ができないかと花や野菜を育てています。6月には恒例のジャガイモ掘りをしました。年長児は、種イモの植え付けから関わり、収穫までを体験しました。収穫したジャガイモは、すぐに子どもたちの手で水洗いし、たっぷりのお湯で蒸かし、蒸し上がったものを熱々のうちに頂きました。食べた瞬間、子どもたちの口から出た言葉は、「おいしい!」でした。蒸かしている時の匂い、食べた時のホクホク感などから、採れたてのおいしさを五感で味わい、みんなで同じ気持ちを共有できました。今は、ミニトマトの栽培にも取り組んでおり、水やりをしながら、実が色づいてくるのを楽しみにしています。食を通して学ぶことは多々あります。さまざまな人々との触れ合いから、人間関係も学んでいます。人間関係が希薄なところでは、食育は伝わりません。園であれば友達と一緒に楽しく食べる、家庭であれば家族で同じ食卓を囲むなど、基本的な生活を整えて、温かい人間関係を築いていくことが一番大切だと思います。今後も生活の中で、季節を感じ自然を楽しみ、人との関わりを充実させながら、食育を考えていきたいと思います。野菜作りを通して(教諭川口貴恵子)附属小学校の運動会は、6月初旬、ヒマラヤアリーナでの実施でした。屋内での運動会は昨年に引き続いて2年目の開催となりました。6月の実施にあたっては、以前から残暑厳しい9月の開催について保護者から意見をいただいていました。一方、新学期間もない時期の実施については、教員にとっては学級経営が充分にできていない中での準備となるため、大きな不安もありました。しかし、一学期だからこそひとつの大きな目標に向かうことで、学級のみならず学校全体が大きな動きを生み出すことができることを本年度の運動会で実感しました。屋内での開催により競技内容の精選をすること、演技内容の工夫をより児童の発達段階にあったものにすることで、内容の充実も図ることができました。特に、個人志向の強い現代社会において大勢がひとつになる学年ごとの表現運動は子どもにとって貴重な体験となっています。心を合わせ、動きをそろえる。応援合戦や表現運動は附属小学校の伝統です。こういった運動会を終日参観・声援下さる保護者の方も親子競技や育友会競技参加を通して運動会を盛り上げていただけます。まさに三位一体の学校行事です。今後も行事の実施を第一の目的とせず、子どもたちのよさや可能性を伸ばす場、学校を高めて行く場としての運動会を充実させたいと考えています。三位一体の運動会(教諭岡村佳宏)附属幼稚園SHOTOKU附属小学校SHOTOKU聖徳学園系列校の情報をお知らせします!聖徳学園系列校の情報をお知らせします!16