岐聖大通信Vol25

岐聖大通信Vol25 page 17/20

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EN REPORT SHOTOKU GAKUEN REPORT SHOTOKU GAKコンピュータや携帯電話、ゲーム機器などが日常生活の中にあふれ、互いに顔を合わせ、話すことで心通じ合うことが苦手になっている今、もう一度仲間の声に耳を傾け、関....

EN REPORT SHOTOKU GAKUEN REPORT SHOTOKU GAKコンピュータや携帯電話、ゲーム機器などが日常生活の中にあふれ、互いに顔を合わせ、話すことで心通じ合うことが苦手になっている今、もう一度仲間の声に耳を傾け、関係を構築していってほしいという願いから、今年も弁論大会が行われました。岐阜南高校から始まり、清翔高校、そしてこの岐阜聖徳学園高校の伝統でもある校内弁論大会が今年で37回目を迎えました。ここ数年の弁論大会は、弁論する側、聴く側が互いに認め合い、大会を創り上げようとする姿が見られ、弁論大会が弁士だけの活動ではなく、ホームルームの力を育てる一つの切り口になっています。今年は『結ぼう「私の言葉」と「あなたの心」』をスローガンとして大会を実施。学年大会上位3名の計9名が全校大会に出場し、上位3名が決定しました。【優勝】1年普通科1組柳ヶ瀬行則「皆の知らない東日本大震災」私が弁論するなら、私が実際に体験した東日本大震災しかないと思い、当時の様子を思い出しました。ありのままを伝えよう、テレビでは伝わっていない現実を伝えたいという一心で文章を書き、演壇に立ちました。人に何かを伝えることは大変ですが、私が体験したあの日の事を皆に伝えられて、本当によかったです。【準優勝】2年普通科1組神原芽依「カタチアルモノ」私の弁論を聴いてくださった人の中で一人でも多くの人に笑顔を届けたい、私の決意が、カタチナイ想いが、みんなの光になっていたらいいなと思います。こうして準優勝できたのは、私を支えてくださった先生方、友達、家族、全てのおかげです。最後に、心を込めて「ありがとう」。【第3位】1年普通科8組小見山智恵美「笑顔」私はクラスの仲間の励ましもあり、弁士として弁論大会に参加しようと思いました。本番ではとても緊張しましたが、私の思いが少しでもみんなに届けばいいと思い、自分らしく、楽しみながら弁論をすることができました。来年もぜひ弁士として参加したいと思います。第37回弁論大会6月1日(金)学年大会6月2日(土)全校大会(教諭松井郁代)斬新かつモダンでお洒落な校舎。今年4月、岐阜県下の中学校では初となる教科センター方式の授業が、新校舎でスタートしました。教科センター方式では、教科ごとに専用の教室が準備され、教科ゾーンには教材や生徒の作品等が展示されています。生徒達は、授業ごとに教科教室を訪れ、生き生きと学習に励んでいます。朝8時、次々とスクールバスが到着します。全校生徒のうち約6割の生徒が、このスクールバスを利用し、遠方からも本校に通学しています。今年から全コースにおいて、附属小学校と共用のバスとなり、生徒達は、自然に年下への思いやりや先輩としての自覚を持つようになっています。本校では、生徒会執行部や代議委員会を中心とした挨拶運動が展開され、「おはようございます」のさわやかな声が飛び交っています。その後、全校一斉にホームベースで朝読書が始まり、午前中に1コマ60分で3時間、ランチルームで給食を食べ、午後はREと2時間の授業が行われています。この間、始業・終業のチャイムは鳴りません。しかし、生徒たちは時計を見て行動し、1分前には着席しています。主体的に行動できる力が確実に身についています。午後4時15分から午後5時20分までは、オープンセミナーや部活動の時間です。本校の特徴でもあるこの時間帯は、授業内容の質問や予習復習、発展的な学習の場となっています。充実した一日を終えた生徒たちは、見送る教員に元気に挨拶をし、それぞれ帰途につきます。附属中学校の一日附属中学校SHOTOKU岐阜聖徳学園高等学校SHOTOKU(教諭千田尚孝)17