和38号
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バスケットボールから人を思いやる姿勢を学ぶ新しい自分を見つけるため岐阜聖徳学園大学で学ぶチームと共に成長することが目標チャレンジすれば必ず自分の可能性が広がる 僕がバスケットボールをはじめたのは小学3年の時。両親がプレーをしていた影響で、クラブチームに入りました。当時は特に好きというわけではなかったのですが、負けた時の悔しさや勝った時の喜びをメンバーと分かち合う、チーム競技の醍醐味にのめりこんでいきました。もちろんシュートを決めた時の言葉では言い表せない高揚感も魅力でした(笑)。 高校は地元三重県の強豪校に入学しました。レベルが高く、練習もハードだったので、最初はついていけるのかという不安もありましたが、それよりもバスケットボールが上手くなりたいという気持ちが強かったので、練習に励み、レギュラーとして試合に出ることができました。しかし、思うような結果が得られずに自信を失い、しばらくの間バスケットボールから離れたこともありました。その時に自分は本当にバスケットボールが好きだと実感し、それからは迷うことなく打ち込むようになりました。そして、どうすればチームメイトの個性を活かしながらチームとして強くなれるのかを考えることで、相手を思いやる姿勢も身についたと思います。 高校卒業後もバスケットボールを続けるために社会人チームに所属していました。しかし、もっと上を目指したいという想いが強くなり、このままで良いのかと悩む日々が続きました。そんな時に現在のチームでコーチをされていた方に出会い、メンバーとして迎えていただいたんです。 また、この頃に栄養学に興味を持ち、本格的に勉強をしたいと思い、思いきって短期大学部に入学しました。今振り返ると、自分の可能性を見つけるために新しいことに挑戦したかったんだと思います。クラスで男性は僕だけで、年齢も7つ違ったため戸惑うこともあのことを学ぶことができました。 現在は営業の仕事をしながら、B3リーグのプロ選手として活動しています。両立するためには、時間の有効活用と体調管理が大切です。体調管理では短期大学部で学んだことが活きていますね。ただ、栄養バランスのとれたメニューを考えても実践するのはむずかしく、苦労しています(笑)。こうした取り組みを自分なりにまとめて、チームメイトの体調管理に貢献したいと考えています。 今後の目標は、B2リーグ、B1リーグへと昇格し、自分自身も成長すること。これまでの自分の経験を通じて言えるのは、「チャレンジできる機会があるならやるべき」ということです。想い描くりましたが、結果にならないかもしれませんが、必楽しく充実しず自分の可能性が広がると信じていた時間でします。た。先生方も学習指導だけでなく、さまざまなアドバイスをしてくださり、多くPIIICKUP NTERVEW|3|同窓生GIFU SHOTOKU GAKUEN 6→高校卒業後、バスケットボールの社会人チームでの活動を経て、栄養学を学ぶために本学の短期大学部に入学。現在は、岐阜市を本拠地とするB3リーグのチーム「岐阜SWOOPS(スゥープス)」のプロバスケットボール選手として活躍中。SWOOPS(スゥープス)http://swoops.jp/岐阜県で活動するプロバスケットボールクラブチーム。B3.LEAGUEに所属。平成15年に創部し、平成25年に初めて全国優勝を達成。以降、計3回の全国優勝を果たし、全国でも常に上位に入賞するなど強豪クラブチームとして活躍している。園田 大祐(そのだ だいすけ)短期大学部生活学科食物栄養専攻2014年度 卒業(        )

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