GSGU2026 大学案内
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nterviiStudentew社会専修23社会専修では、私たちが生活する社会の成り立ちとしくみに関する基礎知識を身に付け、多角的に世の中の出来事を捉え、考察する力を養います。社会のあり方は多様で、答えが一つとは限りません。立場や見方によって異なる側面があることを理解し、自分自身の考え方を持ちながらも、児童、生徒などのさまざまな価値観を尊重できる、地理・歴史・公民科目の教育者を育てます。さらに本専修では、社会という専門分野の指導力はもちろん、学生が将来、主体的に考えて行動し、広く社会で活躍できる力の獲得をめざします。地理学は「どこにあるのか?」に始まり、「なぜそこにあるのか?」という問いに答える学問です。この問いに“分布”、“距離”、“地域”といった概念からアプローチする力と、その際の道具として地図を効果的に活用する力、すなわち地理的視点の獲得をめざします。消費者の主体的・合理的行動や企業の利潤追求活動は、どのように行われるのでしょうか。日本経済と国際経済との関係などについて学びます。最近の時事問題を取り上げて経済学的な解釈を加えたり、タイムリーな文献を紹介したりして理解を促進していきます。column岐阜聖徳で…友と一緒に学ぶことの充実度共通する分野に興味を持つ仲間に考えを伝えると、客観的な評価を得られます。一緒に学ぶ楽しさと大切さを知り、先生が専修を指して「学びの共同体」と言った意味が分かりました。地理学概論地理的視点から物事を捉える学校教育課程 社会専修 4年梅田 将太朗さん石川県立小松高等学校出身経済学概論Ⅰ・Ⅱ社会における「経済」の機能とは高校で地理に興味を持ち、社会科の教師をめざして教員就職率が高いこの大学を選びました。卒業研究では、社会科のなかでの新しい分野を学んでおこうと考え、歴史を専門とする先生のもとで、都市構造について地理と歴史を横断させた研究で卒業論文を作成しました。教科書に書かれている内容も、上辺の意味を知るだけにとどめず、歴史的な背景や事実の根拠などを掘り下げていくと、文章として書かれていない面を明らかにできます。さらにその解釈を仲間に語り議論すると、自分にはない考え方に触れ理解が深まりました。教員になってからも教科書をそのように使い、生徒の自発的な問いを引き出す指導をしたいと考えています。担当教員より森田 匡俊准教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■担当教員より宮川 典之教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■正解が一つではない社会の多様性を児童・生徒に伝えられる力を養う文章の背景まで掘り下げ解釈を議論することで理解が深まることを伝えたい学生インタビュー

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