GSGU2026 大学案内
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nterviiStudentew理科専修25理科専修では、物理・化学・生物・地学の各分野を専門とする4名の教員が専門教育を担当し、理科教育を専門とする2名の教員が、指導法や指導理論、教材論などを担当しています。小・中・高等学校の教育現場を経験している教員が多く、理論だけでなく、授業の設計や指導技術などの細かなところまで学べることを強みにしています。教師から一方通行の授業から、子どもたちから学ぶ意欲を引き出して支援する授業が求められるようになった時代にふさわしい授業スタイルや教育方法などを取り入れ、自らも成長を続ける教員を要請します。小・中・高等学校の教員として授業をする際に必要な知識を習得します。物理学実験I・Ⅱでは、物理学I・Ⅱの講義で得た知識を用いて力学や電気分野を中心とした実験を行い、グラフを作成したりデータを解析したり、講義と実験の両面からより深い理解をめざします。高校までの物理・化学・生物・地学の内容中心の学びだけでなく、教員になるために不可欠な理科教育の目標や方法を歴史的変遷、世界的特徴などの視点から捉えます。そして現在の理科教育に求められることは何か、学習指導要領の基本的な意味・意義は何かを学びます。column岐阜聖徳で…教育を幅広い視野でみる力この大学で開催された「岐阜ラウンドテーブル」に参加。他大学の学生や高校生も交えて教育に関する課題について議論しました。刺激的な会合で、教育問題を俯瞰する視点が身に付きました。物理学実験Ⅰ・Ⅱ講義と実験の相互作用学校教育課程 理科専修2025年3月卒業山崎 真滉さん岐阜県 岐阜聖徳学園高等学校出身中等教科教育法Ⅰ・Ⅱ(理科)確かな理科教育観を身に付ける理科に惹かれ教員をめざしたのは、高校での化学の実験であり、その面白さを伝えたいと考えたため。そして教員をめざすなら岐阜聖徳学園大学だろうと考え、この大学に入学しました。入学後も実験や観察に力を注ぎました。ただし、高校では教科書に書かれた実験を再現できたことで楽しく感じましたが、大学での実験は目の前で起こる現象のメカニズムを明らかにして理解します。しかも将来生徒に教えることを前提とするため実験の意味を探り、さらにどの結果がどのように役立つのかも考えます。深さが増した実験により、もっと知りたいという知的欲求が刺激されました。そしてこの面白さを生徒に気付かせるための工夫やしかけを考えるようになりました。担当教員より梶山 裕二准教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■担当教員より寺田 光宏教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■自然や科学への興味・関心を刺激し生徒たちの力を引き出せる教員へ実験や観察の面白さを生徒に伝えるための工夫やしかけを考える学生インタビュー

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