GSGU2026 大学案内
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nterviiStudentew体育専修27運動・スポーツは多様な関わり方があり、障がいの有無や年齢・性別・国籍などを問わない共生社会を実現するためのユニバーサルコンテンツとしての期待が高まっています。体育専修では、体育学に関する専門領域(8領域)、実技(12種)についての理論と指導法を学びます。同時に子どもたちが多様な運動・スポーツに挑戦し、“できる喜び”を味わい、生涯にわたって積極的に運動・スポーツに親しむ資質・能力を育む力も身に付けます。小学校・中学校・高等学校(保健体育)の免許状を取得し、各校種で活躍する教員を養成します。初等体育Ⅰでは小学校体育における各領域の目標及び内容を理解し、授業を実施するための知識や技能、指導方法などの習得をめざします。器械運動領域では、マット運動、跳び箱運動、鉄棒運動を取り上げ、安全性の理解、段階的な指導法などについて実技を通して学びます。体育教師として剣道の授業を行うために必要な知識や技能、指導の方法と技術、剣道の歴史や精神を学びます。足さばきや基本打突など基礎をしっかりと身に付けたら、早いうちから試合のように打ち合う稽古を積極的に行うことで、学んだ技を実践的に活用することができます。column岐阜聖徳で…正解を増やしてくれる仲間と体育が苦手な子への対応について、仲間と議論しました。私は「簡単なことから段階的に指導」と述べ、友人は「失敗してもチャレンジをほめる」。意見は異なりますが、どれも有効だと思いました。初等体育Ⅰ自身の「苦手」を学びに活かす学校教育課程 体育専修 4年竹原 朝陽さん岐阜県立斐太高等学校出身中等体育実技(剣道)段階的に学ぶ実践力と指導力を育てるこの大学に入学したのはオープンキャンパスで「得意な子も苦手な子も、一緒に楽しめる体育の授業づくりができるようになる」と説明されたから。それは私が理想とする体育です。私自身、陸上競技のハードル競走で好成績を残せましたが、球技は苦手。選手生命に関わりかねないケガによる挫折も経験しています。それでも小さな目標を立てて一つずつ達成していくことの大切さを、体育を通して子どもたちに伝えたい。ただし一方的な押しつけにならないよう、運動の動作分析を研究するゼミで科学的根拠に基づく指導を学んでいます。「できない」と決めつけず、どこまでできるかを客観的に見極め、できるレベルを少しずつ上げていく授業をしたいと考えています。担当教員より熊谷 慎太郎専任講師■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■担当教員より煙山 千尋准教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■「またやりたい!」と思える授業を実践できる力を育成する得意な子も苦手な子も一緒に楽しめる体育の授業がしたい学生インタビュー

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