GSGU2026 大学案内
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nterviiStudentew保育初等教育専修29幼児期の遊びは自身の全能力を駆使して探究する営みであり、そこで育まれる資質や能力は小学校以降の学びにつながり、その後の人生の基盤となります。保育初等教育専修では、充実した講義と実習を通して実践現場を多面的にとらえる眼を養い、保育・教育の本質〈真〉と今日的課題〈新〉とが織りなす実践力を獲得します。幼稚園・小学校教諭一種免許状、保育士資格を取得し、幼児教育と小学校教育をつなぐスペシャリスト「架け橋ティーチャー」として活躍する、幼児期と学童期の双方の育ちと学びを熟知した保育者・小学校教諭を育成します。幼児期の子どもたちは周囲の環境と対話し、心と体を動かしながら遊び込み、成長していきます。保育者はその子どもの心の動きを理解し、共にあることが求められます。そのため、授業で実際に環境と関わることで、遊びと環境の関係を体感しながら幼児期の環境を考えます。「言葉」の視点で乳幼児の生活や遊びを見つめ、保育者の関わり方を考えます。子どもが言葉を育む道筋を理解すると、物の名前を知りたがったり、「すりべだい」と言い間違いをしたり、同じ絵本を何度も読んでほしがったりする理由が分かり、援助のあり方が見えてきます。column岐阜聖徳で…同じ苦労と喜びを共有できる仲間レクリエーション研究会に、私を含めた保育士志望の3人が参加し、子どもが喜ぶ企画に工夫を凝らしました。その経験により就職後に子どもを遊ばせる引き出しが増えたと、3人とも喜んでいます。幼児と環境授業で遊んで環境に心を開く学校教育課程 保育専修2025年3月卒業平光 菜生さん岐阜県立加納高等学校出身保育内容演習(言葉Ⅰ)乳幼児が言葉を育む道筋を理解し、保育のあり方を考える幼稚園教諭・保育士・小学校教諭の免許状・資格を取得できることに魅力を感じ、この大学に入学しました。本専修のカリキュラムでは1年次から4年次まで実習科目が配置されていて、在学中に現場を数多く経験できます。実習では「例外」が頻繁に起こり、当初はおろおろするばかりでした。しかし4年次に就職の応募先を探すために見学に行った園で、突然絵本を読み聞かせる時間を与えられた時、私は手遊びで子どもたちの関心を惹きつけ、物語の世界に誘い込むことに成功。入学時どころか1年前ですら対応できただろうかと考え、自分の成長を自覚しました。学び続ければ、一歩ずつでも前に進める。卒業後もその信念を忘れず、子どもたちと成長します。担当教員より松本 信吾教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■担当教員より水谷 亜由美専任講師■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■幼保小の全免許を取得し、今の時代に求められる「架け橋ティーチャー」を育成突然訪れた読み聞かせの機会臨機応変な対応に自分の成長を自覚する学生インタビュー

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