GSGU2026 大学案内
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nterviiStudentew特別支援教育専修30特別支援教育専修では特別支援学校や小・中学校で特別支援教育に携わる教員を養成します。すべての学校において特別支援教育が推進されるなか、一人ひとりの子どもが抱える困難さを深く理解し、必要な指導・支援を計画、実践できる人材が求められています。そこで障害のある子どもの教育・療育に対する知識と実践力を養い、ボランティアやインターンシップを通して、実際に障害や疾患のある子どもとそのご家族と関わります。PICK up重度・重複障害教育や発達障害教育の教育の内容・方法、発達課題などに応じた教育のあり方などについて解説します。障害を有する幼児児童生徒の心理やコミュニケーションの特性を知り、一人ひとりの自立と社会参加に向けた教育のあり方などについて理解します。特別支援教育全般の基礎的な知識や考え方を学びます。学生が主体的に学べるように、新聞記事や視聴覚教材などを用いて「障害のある人との共生社会の実現に向けて、自分ができること」を考えたり、学校教育場面で起こり得る状況を想定して支援について学生同士で議論します。column岐阜聖徳で…切磋琢磨した仲間が一番のサポーター教室では「延長戦」が当たり前。議論が活発化すると、授業時間が終わっても意見交換が続きます。就職活動を支えてくれたのは、互いに納得するまで議論を止めない仲間たちの励ましでした。重複・発達障害者の心理と教育行動問題の軽減や自立に向けた教育のあり方を学ぶ特別支援教育について、大学に入学したての頃は障害の種類と障害による困難さが分かれば、障害のある児童生徒に授業ができると思っていました。ところがそれでは不十分であることを、実習を経験して痛感します。同じ障害があり、障害の度合いが同じ程度でも、子どもの反応や支援上の留意点は一人として同じではありません。小・中学校の指導計画は通常、学年やクラス単位で作成します。これに対し特別支援学校では、生徒一人ずつに指導計画を立てます。そのことを学校で児童生徒に接して初めて実感し、特別支援教育の本質と面白さを理解できました。理論をしっかり学んでも、頭でっかちは禁物。そうして私は「とりあえずやってみる」ことをモットーにしました。特別支援教育総論障害のある人との共生社会の実現に向けて学校教育課程 特別支援教育専修 2025年3月卒業松岡 咲希さん愛知県立横須賀高等学校出身担当教員より谷 浩一教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■担当教員より松本 和久教授■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■教育学部一般化した理論では対応できない特別支援教育の現場を経験し「まず、やってみる」一人ひとりが抱える困難を理解し子どもが実力を発揮できるように支援する学生インタビュー

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