GSGU2026 大学案内
36/92

34columnQ.1在学中に叶えたこと幼稚園と小学校の教諭免許、保育士資格を取得する学びと、公務員試験対策を同時期に進めるために身に付いた計画的な行動習慣が、今は保育と事務仕事の両立に役立っています。columnQ.1勤務先岐阜市立加納幼稚園Profile—總山—藍さん———教育学部—学校教育課程—保育専修2019年度卒業岐阜県立長良高等学校出身勤務先名古屋市子ども青少年局—保育部—保育運営課——鳴子保育園Profile—宮川—光さん———教育学部—学校教育課程—保育専修2023年度卒業愛知県—桜花学園高等学校出身在学中に叶えたこと就職活動を本格化させる前に、公立の園に合格した先輩と交流する会が開かれました。岐阜市立の幼稚園を志望先としたのは、その時にもらったアドバイスがきっかけです。岐阜聖徳で学び小学校教諭になった兄の勧めで、この大学に進みました。教員免許状や資格の取得をめざしたり、公務員試験や教員採用試験を受験したりする学生へのサポートは兄が言った通り手厚く、常に背中を押されながら安心して就職活動や受験に臨めました。おかげで夢が叶い保育園で働くようになって驚いたのは、保育観の多様さでした。岐阜聖徳は「子ども第一」を大前提とする保育観を養います。現場の保育士もその点は共通しています。しかし例えばクラスの規律を大切にして、子どものうちから社会性や協調性を育てることに重きを置く保育士もいます。どちらかが正解ということではありません。ただ大学で確立したのは、育ててもらった保育観かもしれず、今は多様な考えを取り込みながら私の保育観をバージョンアップさせたいと考え、日々子どもたちと向き合っています。岐阜聖徳の教育学部は、1年次の「学校ふれあい体験」、2年次の「教育実践観察」など、早い時期から子どもと接する機会に恵まれていて、そのたびごとに教育・保育を学びたいという気持ちが強まりました。幼稚園教諭になった今も「学びたい」気持ちは変わることがありません。子どもたちは、大人が見過ごす景色に「なにこれ!?」と面白い発見をしたり、「なんでだろう!?」と不思議がったりするなど、ときめきにあふれています。大人が思うよりもさまざまな思いを遊びのなかに巡らせていることに驚かされることばかり。幼稚園は、子どもたちが体験する初めての“社会”。遊びを通して学んでいく子どもたちを支え、幼稚園から小学校へ子どもの育ちをつなげられるようにするには何をするべきかを考え、また子どもたちに驚きや感動をもらいながら一緒に成長する毎日です。ときめきにあふれた子どもたちに日々驚かされながら一緒に成長学生時代に確立した保育観を子どもたちと接しながら更新する教育学部卒業生メッセージ

元のページ  ../index.html#36

このブックを見る