GSGU2026 大学案内
51/92

49VOICEVOICEVOICE授業は具体的な事例が常に示されるため分かりやすかったです。復習と小テストを繰り返したことで、企業価値の評価や証券投資の分析、金融経済などについて理解できるようになりました。授業では気象データから翌日の天候を予測したり、調味料の消費量から食生活の変化を明らかにしたりしました。ここで学んだデータ分析を、就職活動での自己分析にも活用したいと考えています。データ分析とは、目的に応じてデータを収集、加工し、その結果を分かりやすく可視化することで説得力のある問題解決案を提示すること。授業ではデータの収集法や可視化手法、分析手法を学び、経済動向の調査や経営判断に活用できる力を身に付けます。さまざまな対象をデータとして数値化しますが、数学が苦手であってもデータを分析できることが分かる授業です。証券(株式・債券)の評価、リスク・リターンの考え方、投資決定、リスク管理、企業の資金調達などのファイナンスの基礎や概念を学び、企業価値や証券投資に関する評価・分析法を身に付けます。さらには、企業におけるファイナンス(コーポレート・ファイナンス)の理論と実践、課題について、事例の考察や演習問題を解くことでファイナンスへの理解を深めます。経済情報学部のカリキュラムは、「経済」「経営」「情報」の3分野を横断的に学べることを特徴とします。その特徴は一つの科目にも表れ、例えば「経済」の授業でも「経営」や「情報」の視点や切り口が含まれます。ここに紹介する授業はその一例です。価値の評価や企業の資金調達決定など、理論と実践の双方から考察さまざまな成功事例から、成功の方策を理解し情報分析力を養う情報の数値データへの変換方法から収集、可視化、分析までを理解するPICK upファイナンス論PICK upPICK upデータ分析経済情報学部 経済情報学科 3年長屋 ゆきなさん岐阜県 岐阜聖徳学園高等学校出身経済情報学部 経済情報学科 4年米田 朋矢さん岐阜県 岐阜聖徳学園高等学校出身インターネットを利用して商品やサービスを売買するEコマース(電子商取引)について、しくみやそれを支える技術、市場規模や課題などを学びます。特に店舗や対面販売のないEコマースならではの、物流や顧客管理の課題を取り上げます。その後、Eコマースで成功した業界や企業について事例に即して学び、今後も拡大が予想されるEコマースの現状を理解します。まずは消費者の視点でEコマースを学んだうえで、企業間のビジネスに。実際の事例を取り上げた授業は分かりやすく、会社同士の取り引きにある複雑な流れを、分解して理解することができました。経済情報学部 経済情報学科 3年川崎 心春さん滋賀県立米原高等学校出身経済情報学部特徴ある授業Eコマース論

元のページ  ../index.html#51

このブックを見る