GSGU2026 大学案内
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iiStudentntervew大学渡航先大学4年生と下級生が一緒に授業を受け、多職種連携を考えます。4年生は下級生に教えるために、理解を確実にします。教育学部・特別支援教育専修の学生との合同授業で、病気や障がいのためケアを必要とする子どもへの最適な支援を学びます。令和6年度(86名中85名)(13名中13名)・リーディング、会話、リスニング・ベッドサイドレポートの書き方・現地文化視察・医療英語(現地大学、現地高齢者看護)・訪問レポート(現地大学、病院)研修ガイダンス、プレゼンテーション作成など教育学部の特別支援教育専修の学生と学んだ授業では、医療的ケアを必要とする子への最適な支援を一緒に考えました。それまで私が想定した多職種連携は、医療従事者同士の連携でした。ところが教育分野の人とは支援を考える前提が違っていて、より丁寧な対話が求められました。また2年生に看護実習を報告した授業では、理解が曖昧であったところが明らかになりました。将来看護する患者さんは医療の素人です。他学部や他学年の学生と学んだことで、“分かったつもり”の知識を再確認し、専門用語に頼らずに分かりやすく伝える力が必要であることを理解しました。62他学部・他学年との共に学び本当に丁寧な対話とは何かを考えた複数の専門職が各専門性を活かしながら相互に補完し合い、高品質なサービスを提供することを「多職種連携」といい、医療や福祉の仕事で実践されています。本学科では複数の学年(タテ)や他学部の学生(ヨコ)と合同で学ぶ演習科目を設置し、多職種連携に欠かせないコミュニケーション能力などを養います。看護師と保健師の国家試験対策は、1年次にスタートします。専属の教員が就き、4年次の受験まで計画的・段階的に試験対策を進めます。学生が主体となって受験対策に取り組む「看護師国家試験対策学生委員会」も活発に活動し、学生と教職員が一体となって受験者全員合格をめざします。3年次の「海外研修」(選択科目)は、海外で語学研修を受けるほか、現地で医療機関を見学したり、看護学生と交流したりする看護学科独自のプログラムです。2週間の短期留学により海外の医療や福祉を学ぶと共に、国際的な価値観や日本国内で今後増える外国人への対応力を身に付けます。学年を越え、学部を越えて、共に学び合う全員合格をめざして1年次にスタートする国家試験対策海外の医療施設見学や看護学生と交流する学科独自の「海外研修」看護学部 看護学科 2025年3月卒業奥谷 世奈さん滋賀県立河瀬高等学校出身看護師国家試験合格率保健師国家試験合格率事前研修海外研修帰国後研修タテ・ヨコの連携演習多職種連携実践演習Ⅰ・Ⅱ特別支援教育・看護合同演習研修の流れ研修ガイダンス、プレゼンテーション作成など看護学部特徴あるプログラム多職種連携を学びながら身に付ける、縦の連携、横の連携国家試験対策国際的、文化的な視点を育む海外研修98.8%100%

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