GSGU2026 大学案内
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64columnQ.1在学中に叶えたこと保健指導では対象者の生活や事情を第一に考えた指導を心がけています。人の話に丁寧に耳を傾ける姿勢は、看護学部のさまざまな授業で教えられたことです。columnQ.1勤務先岐阜市民病院 小児科 (看護師)Profile 森 亮人さん 看護学部 看護学科2022年度卒業岐阜県 岐阜東高等学校出身勤務先山県市役所 健康介護課 成人健康係(保健師)Profile 田中 万祐子さん 看護学部 看護学科2020年度卒業岐阜県立岐山高等学校出身在学中に叶えたこと看護師になることです。臨地実習での振る舞い、国家試験対策、看護師としての心構えなど、今につながるすべてについて、手厚く後押ししてもらえました。山県市の保健師として市民の健康保持と増進を目的とした事業に従事し、健康診査やがん検診の結果が良くなかった人への特定保健指導や重症化予防の訪問を担当しています。また地域のボランティアと協力した、健康づくりのための啓発活動も重要な仕事です。私が大学で保健師をめざした理由は、看護学を学びながら、病気予防の大切さを実感したためでした。看護師と保健師の資格を取るための国家試験に加え、就職をめざす市町村の公務員試験も受験するため、大忙しな学生生活を送りました。さらに入庁したのは、コロナ禍にあったタイミング。目まぐるしく時間が過ぎていくなかでも、さまざまな人に支えられ、また協力し合って今日を迎えました。これからも困ったら相談してみようと思ってもらえる保健師であることに努め、市民と共に健康なまちづくりに貢献します。小児科病棟の看護師として働いています。小児科は希望した診療科。子どもが好きで教師の道を考えましたが、幅広い年齢層の子と関わるため看護師になりました。就職活動で本院を唯一の志望先としたのも、県下で有数の小児科医療を実践していたからです。病棟では複数の子を担当しています。表面は明るくても病気の不安を抱えた子たちですから、一人ひとりと向き合う看護を大切にしています。そう考える原点は、臨地実習での経験にあります。実習では担当する一人の患者さんに、全力を注ぐ看護を学べました。その時の感覚があるため、たとえ複数を担当しても一人ひとりに全力で向き合えているのだと思います。例えば小児領域の実習で担当したのは白血病の子でした。今の病棟にも入院している同じ病気の子により良い看護を提供するため、白血病看護を学んでいます。実習で学んだ一人ひとりに全力を尽くす看護を自ら希望した小児科病棟で実践中看護学を学ぶなかで病気予防の大切さを実感し地域の健康づくりに貢献する保健師の道へ看護学部卒業生メッセージ卒業生メッセージ

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