2・2単位数専攻授業科目・担当教員21122国際教育文化専攻(教育文化)2・218本講義では、生徒指導が児童・生徒それぞれの人格のよりよき発達を目指し、自己指導能力を育てる営みであるとの理解を深めることを目標とする。その上で、ひとりひとりの児童・生徒の自己実現を援助し、支援する教育活動がどのように実践されればよいのかを、授業で提供するさまざまな課題を通して学ぶ。生徒指導の内容・理論・対応方法、個人差の理解、問題行動の理解と対応、生徒指導などをテーマとして取り扱う。レポートの発表と質疑を通して、今日の社会状況から将来の人間的生き方や自己を生かすための進路指導のあり方について議論を進める。本講義では、心理教育的アセスメントを行うために必要な知識を得たのちに、実際のアセスメント方法や解釈について理解していく。その後、得られたアセスメント結果から、具体的な支援方法を提案していく力を育むことを目標とする。本講義では、心理的不適応にいたった子ども達について理解を深め、それぞれの子どもに対して適切な支援ができるようになるための実践的知識を基盤とした支援技法を用いることができることを目標とする。今日の学校では、不登校やいじめ問題が複雑化しており、精神障害や発達障害などの特別な配慮や支援を必要とする子ども達も少なくない。学校現場でそうした子ども達を支えるための教育相談システム、子ども達の心身の状態についての理解、適切な支援の仕方、学級集団や保護者へのアプローチの仕方などについて議論していく。教授・学習という活動を行うにあたり、学習場面において生じるさまざまな心理的現象について理解することで、より効果的な対処が可能になると考えられる。本講義では、そのような学習場面に関する心理学の諸理論についての理解を深めることを目的とする。教授・学習過程に関する心理学的知見のうち、主に動機づけ・学習・記憶の領域についての文献講読ならびに解説を行い、より発展的な理論的理解を深める。本講義では、特別支援教育の理念・制度、小・中学校、高等学校及び特別支援学校における支援に関する基本的な知識を習得するとともに、学校教育現場における事例をもとにした演習を行い、児童・生徒一人一人の教育的ニーズに応じた支援の在り方について考察する。また、講義・演習を通して、特別支援教育に関して受講者自身の関心のあるテーマについて追究していきたい。Ⅰ・Ⅱを通して、児童生徒が言葉の力を得ていくために教師にできることは何かを探求する。Ⅰでは、戦後の国語教育がどのように変化してきたのかをたどる。その上で言葉の特徴や使い方に関する事項を身につけるための指導方法を考える。Ⅱでは、中学校・高等学校における古典作品を正しく分析し、何をどこまで教えるのかを把握する。自己の考えを引用でなく自身の言葉で表出できるための指導方法を考える。教授吉田 琢哉准教授野村 香代准教授後藤 綾文教授安藤 史高教授松本 和久教授濱千代 いづみ〈単位数について〉○○特論Ⅰ・ⅡⅠの単位数Ⅱの単位数生徒指導・キャリア教育心理教育的アセスメント学校カウンセリング教授・学習心理学特別支援教育特論国語教育特論Ⅰ・Ⅱ講義内容
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