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25 情報・通信技術の急速な発達は、経済社会に劇的な変革をもたらし、様々な課題を提起しています。そのような刻々と変容していく経済・社会の方向性を見据え、提起された様々な問題を理解し、解決するための糸口を見出すためには、経済、情報、経営などの異なる分野の知識を併せもつことが重要です。そのような社会に応えるべく、経済情報研究科では、学際的多彩性のある教育が実現できるようなカリキュラムになっています。 経済情報研究科では、2002年4月の開設以来、社会情報、経営・ビジネス、応用経済分野の教員が互いに連携・協力して教育を行ってきました。2025年度は、専任教員として、博士(経済学)3名、博士(経営学)1名、博士(工学)5名、博士(学術)1名、博士(国際公共政策)1名、経済学修士1名、経営学修士1名、商学修士1名、教育学修士1名が所属しています。 社会人の修学を容易にするため、オンラインサービスを活用した教育方法も取り入れています。 既に高等学校教諭一種免許状(商業)(情報)を有する人は、必要単位の修得により高等学校専修免許状(商業)(情報)を取得することができます。1.履修科目 経済、情報、経営などの異なる分野の知識を併せもつ人材の育成を基調としているため、広い範囲にわたって、講義科目と演習科目を設けています。科目は、多様化する社会の要請に応えるべく、基礎となる「学際」の必修科目と「社会情報、経営・ビジネス、応用経済の3分野」、「共通教養」の選択科目で大別されています。 2025年度は学際分野として、講義1科目、社会情報分野として、講義12科目、演習18科目、経営・ビジネス分野として、講義8科目、演習12科目、応用経済分野として、講義6科目、演習9科目を配置しています。2.履修方法及び修了要件 博士課程(前期)の修了には、必修2単位と研究指導に関する演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの演習8単位以上を含む30単位以上を修得し、修士論文または特定課題研究の審査及び最終試験に合格しなければなりません。ただし、「指導教員の属する分野から講義科目12単位及びそれ以外の分野から講義科目8単位を含むことが望ましい」とされています。3.研究指導 1年次4月上旬のうちに個別面談を行い、学生の興味・関心、経歴、希望などに応じて指導教員を決定します。学生は指導教員の担当する講義及び演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを必ず履修することになっており、演習Ⅲにおいて指導教員による研究指導が行われます。 大学院学生の科目履修並びに研究指導のために、博士課程(前期)担当教員全員で構成する連絡会を設け、学生に応じた柔軟かつ多様な対応を可能とします。 学生には研究室が与えられ、勉学の便を図るとともに密接な指導を受けられるように配慮されています。◆ 研究指導教員は希望する研究計画をもとに入学後に決定しますが、入学試験前に研究指導教員について相談しておくことが望ましいです。  事前の相談については、入学広報課までお問い合わせください。  入学広報課:TEL:058-278-0727        E-mail:nyugaku@shotoku.ac.jp専攻及び教育課程の特色履修及び研究指導経済情報専攻 博士課程(前期)

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