daigakuinnannnai2026
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4経営・商取引を取り巻く環境の構造的変化を情報、地球環境、国際関係、組織など幅広い視点から「国際経営特論A・B」「国際経営特論演習Ⅰ・Ⅱ」で研究したことを見つめ直し、修士論文の視座と方法を研究する。2・2単位数2・2専攻授業科目・担当教員2・2経済情報専攻2・2博士課程(前期)(経営・ビジネス分野)2・2 435グローバル・ビジネス&マネジメントの理論と実際を研究する。講義内容については、院生諸君の希望に沿うように配慮するが、貿易に係わる実務・法務や意志決定と情報、グローバル・マーケティング、企業の社会的責任、経営戦略、現代のビジネス、電子商取引等について検討する。グローバル・マネジメント&ビジネスにおける諸相について履修者各人のテーマに応じた研究を進める。尚、グローバル・ビジネスは、国際商取引の分野という従来の題材だけでなく、コンピュータ・ネットワークというグローバル・フィールドを利用した分野も題材となっている。研究分野については、広く対応していく。マーケティング研究の歴史は比較的浅いが、その方法、対象、内容については大きく変化してきている。そこで、20世紀初頭に始まるマーケティング研究を社会的、経済的背景との関係からみることで、マーケティング研究における主要な論点及び今日的な課題について討議できることを目標とする。具体的には、モノに焦点をあてた伝統的なマーケティング、すなわち、4P'sモデルと称され、マネジメントの視点から体系化されたマーケティングを取り上げる。他方、サービスに焦点をあてたマーケティング研究は、米国流のものと北欧学派によるものがあるが、ここでは、両者を比較しながら、サービスに対する見方、考え方を明らかにし、北欧学派のサービスに焦点をあてたマーケティングを中心に取り上げ、その後、両者の研究の到達点としての価値共創研究について議論する。マーケティングに関する論文の作成に必要な知識、技能を演習を通じて習得する。まず、演習Ⅰは「レビュー論文」の執筆に主眼をおき、以下のように進めていく。①研究とは何かを理解した上で、研究及び論文執筆の方法を習得する。②教員が提示するマーケティングのグローバル化或いは情報化に関する研究のうち、各受講生の関心の高い研究テーマを討議を通じてそれぞれに絞り込み、さらにその精緻化を図る。③データベースにおける検索方法を習得する。②批判的な先行研究レビューを繰り返し、それを「レビュー論文」として纏める。続く、演習Ⅱでは、演習Ⅰでの「レビュー論文」執筆の経験を踏まえ、「研究論文」を執筆し、その後の「修士論文」の執筆に繋げる。演習Ⅰ及びⅡの成果、すなわち、論文作成に必要な知識、技能をもとに、各自のテーマにもとづき、修士論文を執筆する。教授 河野 公洋教授 河野 公洋教授 河野 公洋教授 村松 潤一教授 村松 潤一教授 村松 潤一〈単位数について〉○○特論Ⅰ・Ⅱ    A・BⅠまたはAの単位数ⅡまたはBの単位数国際経営特論A・B国際経営特論演習Ⅰ・Ⅱ国際経営特論演習Ⅲマーケティング特論A・Bマーケティング特論演習Ⅰ・Ⅱマーケティング特論演習Ⅲ講義内容

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