4国際経済論演習Ⅰ・Ⅱに続き、不完全競争下における貿易理論の論文を輪読する。特に、国際交渉を取り扱った、ゲーム論の論文を中心として輪読する。さらに演習Ⅰ・Ⅱで定めて調査した、各国の産業組織と国際貿易の実情について、論文を作成することを目標とする。2・2本講義では、マクロ経済学の分析対象である財政問題に焦点をあて、分析手段のモデル博士課程(前期)(応用経済分野)2・2単位数2・2専攻授業科目・担当教員経済情報専攻2・2 42・237グローバリゼーションの進展は、国際市場における産業の寡占化や、活発に行われている自由貿易協定(FTA)などの地域限定的な貿易協定や、RCEPの成立を促している。世界的な貿易関係の深化による各国経済の緊密化は、かつては考えられなかった問題を数多く引き起こしている。また、深刻化する環境問題においては越境汚染の問題等もあり、他国の状況は自国の経済構造に対しても影響を与える。国際経済論演習では、不完全競争下での貿易理論に関する論文を中心として輪読する。また、受講者各自が興味を持つ国の産業組織と国際貿易の実情について、主題を定めて分析をしてもらうことを目標とする。を紹介してその有用性を評価すると共に、今日の財政問題をも議論する。演習Ⅰでは、指導教員と相談しながら研究テーマを決め、毎週の研究打ち合わせを通じて、研究の進め方、研究テーマをいかに掘り下げ、独創性をどのように創るかを体験的に習得する。大学院生は国際的な発表の場で、研究テーマの目的や研究の意義を確認して体得する。演習Ⅱでは、修士論文作成のため、研究会・講義に参加して、研究計画、理論的枠組を構築して、経済問題の解析を行う。さらに、解決すべき経済問題の意義を明確にし、解決策を提案して国際的な場で問い、その有用性を理解する。マクロ経済学特論演習Ⅰ・Ⅱで修得した知識をもとに、具体的に修論テーマを定めそれを執筆する技法を学ぶ。本講義では、環境経済学の中でも環境評価について学び、その全体像をつかむことを目標とする。そのためにはミクロ経済学・計量経済学の知識が必須である。よって、講義の前半ではそれらの基礎知識を確認し、後半で環境評価の分類や手法について学ぶものとする。准教授 松葉 敬文准教授 松葉 敬文教授 宮越 龍義教授 宮越 龍義教授 宮越 龍義准教授 稲垣 雅一〈単位数について〉○○特論Ⅰ・Ⅱ A・BⅠまたはAの単位数ⅡまたはBの単位数国際経済論演習Ⅰ・Ⅱ国際経済論演習Ⅲマクロ経済学特論A・Bマクロ経済学特論演習Ⅰ・Ⅱマクロ経済学特論演習Ⅲ環境経済特論A・B講義内容
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