7月のご命日法要がありました
7月のご命日法要は、正覺寺のご住職、遠藤和雅先生をお招きして、ご法話をいただきました。
仏教で言うところの「苦しみ」とは、自分の願う通りに物事が進まないときに感じる心の動きのことであり、仏教は、物事の見方を変えることで、その苦しみから解放される方法を説いているのだと教えていただきました。
こうした物事の見方のひとつに「縁起」というものがあり、自分や周りの人たちや物が存在することは、決して当たり前のことではなく、とても多くのさまざまな関係性の中で成り立っています。それらの関係性に気づくことで、人や物などの本当の価値に気づくことができるとお話していただきました。
自分を変えるものはいろいろありますが、知識など、自分が学んだことだけでは、本当の高みに達することはできません。仏様の存在やお導きによって自分が変化していったと実感することで、すべてのものに「命の共感」を感じることができると教えていただきました。