薬物乱用防止講座がありました
本日6限に、全校生徒を対象とした「薬物乱用防止講座」がありました。
本日は、本校がお世話になっている学校薬剤師の山田雅英先生にご講演いただきました。
「薬物乱用」という言葉からイメージされる麻薬や覚醒剤の使用だけではなく、最近、若者の間で行われているような、薬局の市販薬を本来の治療目的以外に使ったり、カフェイン含有のエナジードリンクを大量に摂取することも「乱用」にあたることを学びました。
海外では大麻が合法の国がありますが、それは大麻が安全なものであるということではありません(その国特有の事情やルールがあります)。また「1回くらい大丈夫」ということはありません。依存症からは逃れられませんし、一度の使用でも犯罪です。
そして、薬物乱用は一個人の問題で済むことではありません。薬物を購入する資金は薬物製造に関わる犯罪組織の資金源となったり、依存症治療に多くの費用や人材を必要とするなど、社会に与える影響も大きいことを自覚しなければなりません。
山田先生は、さまざまな最新の事例やデータを挙げながら、中学生にもイメージしやすく説明してくださいました。