11月のご命日法要がありました
本日はご命日法要が開かれました。
今回のご命日法要では、本願寺派布教使、教泉寺住職でいらっしゃる田下暁文先生をお招きしてご法話をいただきました。
南無阿弥陀仏はお祈りや呪文ではありません。お礼の言葉であり、阿弥陀さまは言葉の仏さまです。そのようなお話から、今日のご法話は始まりました。
昭和の時代、エリザベス2世が来日されました。そのとき、伊勢神宮へ訪問された際、祀られている神様を「日本人のための神様」と紹介されたそうです。そして、西本願寺でも参拝されましたが、そのとき西本願寺のご住職から「世界の人々を救う仏さまです」と紹介されたそうです。
「仏」という字は、左側の「人」を「ム」が三方から囲う様子を表しています。
阿弥陀さまは、人々を仏さまにしたいと考えている方です。いつでもどこでも私たちを心配して気にかけてくださっています。また、仏さまだけではなく、まわりの方々もたくさん気にかけてくださっているのですが、いつも自分のことに一生懸命になってしまっている私たちは、なかなかそのことに気づくことはできません。しかし、仏教についてさまざまなお話を聴くことで、私たちは少しずつそのまわりかたの願いに気づくことができるのではないでしょうか。
その他「合掌」や「礼」など、田下先生は、仏教から日常生活につながるさまざまな事柄について、どのような意味があるのかわかりやすくお話ししてくださいました。