第50回卒業証書授与式がありました
本日、第50回卒業証書授与式がありました。
記念すべき50回の節目となる本式典は、昨日の「3年生を送る会」で歌った全校合唱「COSMOS」の録音音源をBGMに卒業生が厳かに講堂へ入場するところから始まりました。
これまでは感染症拡大防止のため、1、2年生の卒業式への出席はごく少数の代表者のみとしてきました。しかし、今年度から2年生は講堂で出席、1年生も多目的ホールでリモート出席することで、在校生が全員式典に出席することができました。
「真宗宗歌」「ささげます」「経礼文」「三帰衣」と続く宗教歌では、昨日の全校合唱を思わせる声量と厚みのある合唱となり、卒業式の厳粛さを一層高め、その雰囲気で「卒業証書授与」へと進んでいきました。担任の先生が、卒業生ひとりひとりとの思い出を振り返るように名前を読み上げると、「はい」という凛とした56人の返事が返ってきました。
代表生徒への表彰、学校長式辞、理事長告辞、来賓祝辞、卒業記念品授与と続き、「卒業記念品目録贈呈」では、講堂に新たに設置された校歌パネルが紹介されました。
在校生代表による送辞、卒業生代表による答辞の後、「恩徳讃」を歌い、最後に校歌を斉唱しました。今年の3年生がこの校歌を歌うことは最後になると思いますが、彼らの歌声はきっと、卒業記念品として残してくれた校歌パネルとともにいつまでも響き続けてくれると思います。
閉式の後、卒業生は、3年間、合唱の楽しさを教えてくださった音楽の先生によるエレクトーン演奏で退場しました。そして、この学校で最後となる卒業合唱「いのちの歌」を歌いました。この学年らしい、緻密で美しい歌声がアトリウムに響き渡りました。