3月のご命日法要がありました
本日5限の宗教の時間は、今年度最後となるご命日法要がありました。
今回は、本願寺派布教使、慶円寺住職でいらっしゃる阿部信樹先生を講師としてお招きし、ご法話をいただきました。
明日は春分の日です。この日はお彼岸の日であり、季節の変わり目とされています。蓮如聖人のお手紙の中には、このお彼岸が過ごしやすい季節であり、この時期に仏法を聴きましょうとおっしゃっています。また、四天王寺の門は、お彼岸の日に太陽が沈んでいく方向(真西)に向けて建てられていますが、昔から人々は「日没」というものにさまざまな想い(いのちなど)を重ねていたのかもしれません。西の方角にはお浄土があるとされていますので、私たちの心情に沿う方角は西が多く、お寺の名前にも「西」がつくものが多いのです。 身の回りには私たちを振り回すものがたくさんあります。大人であっても占いなどを気にしてしまうこともありますが、それは煩悩です。阿弥陀さまは、そのようなものに振り回される必要はない、悩みは全て阿弥陀さまが引き受けてくださるということを、私たちはただ信じていればよいのです。