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降誕会がありました

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降誕会がありました

本日の降誕会の講師、曽我宗慶先生です

本日午後は、3大宗教行事のひとつである「降誕会」が開かれました。
今年の降誕会には、本願寺布教使、祐国寺ご住職でいらっしゃる曽我宗慶先生をお招きして、「花の色は・・・」と題したご法話を拝聴しました。
はじめに、曽我先生が書かれた「花の色は・・・」という絵本を生徒が朗読しました。この物語は、曽我先生ご自身の実話をもとに書かれた本です。
お話の中にあったように、曽我先生にも、生まれて1日だけ生きたお姉さんがいらっしゃっいました。一方、先生のお父さんは86歳まで生きていらっしゃったので、1日だけ生きたお姉さんのいのちにどんな意味があるのだろうと長い間考えていらっしゃいました。そして、だんだん、生きた時間に関係なく、どんな命にも同じだけの重みがあると感じるようになりました。
いのちは「バトンリレー」のようなものです。そして、リレー選手1人が走る距離が長くても短くても、選手に課せられた使命の重さは変わらないのと同じように、たとえ1日しか生きることができなかったとしても、また、ご自分が生まれたときにはもうこの世界にはいらっしゃらなかったお姉さんだとしても、先生はお姉さんからいのちのバトンを受け取ったような気がしているということをお話されました。
誰でもお父さん、お母さんから名前をつけていただいています。そんな自分の名前には、どんな人になってほしいかという思いが込められているにちがいありません。これもまた、受け継がれていく思い、いのちのバトンなのです。
ですから、いのちのバトンリレーを決して途絶えさせてはいけないのです。いのちは自分だけのものではありません。たくさんの人たちの思うや願いがいっぱいに込められた、かけがえのないバトンをもって、私たちは一生懸命生きていかなければならないのです。
ご法話の後、感想文を書き、「心を落ち着ける時間」として全員で写経をしました。
本日は、生徒一人ひとりが本日のご法話で感じたことをそれぞれ振り返る時間を大切にするため、部活動やセミナーを行わず、16時一斉下校をしました。


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「花の色は・・・」を生徒の代表が朗読しました

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「心を落ち着ける時間」として写経を行いました