人権講話がありました
本日5、6限に、1、2年生を対象に「人権講話」が開かれました。
今回の講話は、人権擁護委員の南谷東子先生をお招きして、ハンセン病について教えていただきました。
南谷先生は、数年前まで本校の家庭科の先生として授業をしていただいており、今回は、先生と生徒が一緒に考えながら学んでいく授業のような形式の講話でした。
最初に動画を視聴し、ハンセン病という病気について、また、ハンセン病にまつわる歴史について学びました。かつて国の主導で行われたハンセン病患者の方への隔離政策や、そこから生じた多くの差別について知りました。また、すでに国が過去の隔離政策について謝罪したにもかかわらず、今でも根強く偏見が残っていることもわかりました。
南谷先生のお話はとてもわかりやすく、生徒の知識も深まったようです。先生の問いかけに対して、生徒もわかったことや自分の考えなどを発表していました。
ハンセン病をはじめとした過去から続くまさざまな差別について、私たちはどう捉え、判断し、どう行動することが必要なのかを考える大変貴重な時間となりました。