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がん講話がありました。

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がん講話がありました。

講師の神谷なるみ先生

本日4限に、2、3年生を対象として「がん講話」が講堂で行われました。

岐阜市民病院看護部緩和ケア看護認定看護師でいらっしゃる神谷なるみ先生を講師としてお招きし、50分間の講話を聴きました。

講話のはじめに、がんが生じる原因やがんの種類について教えていただきました。また、がんの罹患率の変化と現在の医療の現状、高齢化といった事情との関わりなどについて、見やすい資料スライドでわかりやすく説明していただきました。

がんと聞くと、どうしても命にかかわる病気というイメージが先行してしまいがちですが、早期発見し治療をすることができれば、9割は治る病気であるということがわかりました。しかし、健康に自信があるという人ほど、なかなか自ら進んでがん検診に行こうということにならず、早期発見の機会を逃してしまう可能性もあります。自分の健康状態に何か異常を感じたら受診をするだけではなく、家族をはじめとした身のまわりの人の体の状態にも気を配り、何かいつもと違うということを本人が口にしたりしたら、検診を受けることを勧めることも大切だとあらためて感じました。

がんの治療の種類についてもわかりやすく教えていただきました。以前のがん治療はからだへの負担が大変大きなものだったようですが、医療の進歩とともにその負担も少なくなってきているそうです。また、がん治療とは、患者さんの体の治療がすべてではなく、患者さんやご家族の心のケアまでも含めた取り組みであることを知りました。がんと向き合い、がんを治療するということは、患者さんがひとりですることではなく、身近な人たちの心の支えや、医療のプロフェッショナルの方々の手厚いサポートとともに行われることだということに、がん治療への考えが変化した生徒も少なくなかったのではないでしょうか。

講話の最後に、がん治療に対して自分ができることは何かを考え、まわりの生徒と意見交流をしました。


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