年長組 七夕交流会
附属小学校に通う5年生のお兄さん・お姉さんと七夕交流会を行いました。きちんと整列した小学生を見て、幼稚園の子ども達の背筋もピンと伸びます。
まず、リコーダーの演奏を聞きました。ホールにリコーダーのきれいな音色が響き渡ると、子ども達の心はぐっと引き込まれ、興味深げに小学生を見つめていました。続いて代表のお兄さんから、七夕の由来の話を聞きました。「7月7日は何の日か知っていますか?」など投げかけられると、緊張していたのか、それぞれに小さな声で「七夕の日」などと答えていました。由来を教えてもらった後は、いよいよ小学生と2人または3人グループになって、笹の葉にいろいろな飾りを付けたり、短冊に願い事を書いたりしました。最初は、お互いに緊張していたように思いますが、お兄さんやお姉さんが「お願い事書ける?」「どこに(飾り)付けたい?」など、とても丁寧に、そして優しく声を掛けて活動を進めてくれたことで、だんだん打ち解けていった子ども達。「キラキラのいっぱい付けたい!」「願い事はこっちに付けて!」など要望をしっかりと伝え、笹の葉が飾りでいっぱいになると、満面の笑顔がこぼれていました。
子ども達が書いた願い事の中には「うちゅうにいきたい!」といったスケールの大きいものがあったり、「おわらいのひとになりたい!」とユニークなものがあったりと素敵な夢がたくさん詰まっていました。その後、出来上がった笹を揺らしながらみんなで〝たなばた〟の歌を歌いました。最後に園長先生の願い事の話を聞いて会が終了しました。別れ際、いつまでも小学生に向かって「バイバイ」「ありがとう」と手を振っていた子ども達。楽しい一時が過ごせたようです。(文責:野村)