年長組 ミニトマトの苗植え
夏に向けて、ミニトマトを栽培することにしました。植木鉢に土を入れるところからスタートです。無我夢中で手を動かし、植木鉢いっぱいに土を入れました。「まだ?まだ?」と、声が聞こえてくるほど子どもたちにとっては長い作業だったようです。土を入れた後は、2階のテラスまで植木鉢を両手で抱えて運びました。空っぽの植木鉢は軽かったけれど、土を入れた植木鉢はずっしりと重く、何度も足を止めて休憩しながら運び終えました。
その翌日はいよいよ苗植えです。まず園長先生の話を聞き、土に穴を空けることや苗の取り出し方を学びました。初めての活動にみんな興味津々。真剣な眼差しで園長先生の手元を見つめていました。説明を聞いた後は、実際に自分で穴を掘り苗を植えました。
帰りに保育室で話をした時のことです。ミニトマトの生長に必要なものを尋ねると、「水」と「太陽の光」という意見が出た後、しばらく間があり「魔法」「優しい気持ち」という言葉も出てきました。大切なことですね。「大きくなあれ」「おいしいミニトマトができますように」そんな気持ちを込めて栽培をしていきたいと思います。