年中組 スイカの苗植え
「今年はスイカを育てるよ。」そう聞いた瞬間、子どもたちの顔が輝きました。「おいしいよね。」と、友達と言葉を交わす子もいれば、中には「こんなの?」と、両手で大きな丸をつくる子もいました。期待の高さがその姿から感じられました。
苗植えは午後からです。給食を食べ終わると「スイカでしょう?」と、尋ねる子が何人もいました。朝の話をしっかりと覚えていたのですね。苗植えは、「土に穴を掘る」「苗に土をかぶせる」「水をやる」の3つの役割に分かれて行いました。初めは緊張しながら手を動かしていた穴掘りの子たちですが、途中から「頑張れ!頑張れ!」と、声を出しながら掘り始めました。気分がのってきたのですね。苗を穴に入れ、次は土をかぶせる子たちの登場です。先程とは違い、そっと優しく土をかけていきました。最後は水やりです。その様子を見ていた子たちがつぶやきました。「スイカになあれ。スイカになあれ。」魔法のようですね。すべての株を植えた後、この言葉を全員で苗に投げかけ、今日の活動は終わりとなりました。実がなる日を楽しみに育てていきたいと思います。