年長組 稲刈り(10月13日)
楽しみにしていた稲刈りを行いました。まず稲の持ち方やカマの使い方などついて話をしたのですが、カマを見たことがある子が多く「これ知ってるよ。」「草とか刈るんだよね。」という声が聞こえてきました。しかし、話を聞いているうちに、稲刈りをしている様子が想像できたのか、「カマを持つの怖い。」と言う子もいました。
期待半分、不安半分の状態で稲刈りが始まりました。いざ、田んぼに足を踏み入れるとやる気の方が増してきて、心細さはどこかへ吹き飛び、自ら積極的に手を動かしていました。1回目は保育者の指導の下で、2回目はできる限り子ども達自身の力で刈りました。カマを動かすたびに伝わる振動に驚きながらも、真剣な表情でカマを握っていました。
刈った後は、田んぼに残った株に興味津々でした。田んぼに入って足で踏んでみると「あれ?硬いよ。」「どうして?」と、靴の裏から伝わる感触に首をかしげています。「さっき(稲刈りの時)は、柔らかかったのに、これは硬い。」同じものなのに、手で触った時と土に生えている状態では硬さが違う。ここに疑問をもったようです。子ども達の気づきは素晴らしいです。
お米作りも終盤に入ってきました。乾燥させた後は、脱穀です。日頃、食べているお米になるのはいつでしょうか。その日を楽しみにしながらみんなで取り組んでいきたいと思います。