年中組 ミノムシ作り(2021.11.9)
秋にちなんだ制作を行おうと題材を考えていた時に、1学期のチョウチョウをさなぎから育てたことを思い出しました。ミノムシはミノガというガの幼虫であるため、関心をもつのではないかと思い、ミノムシを作ることにしました。
制作の前にミノムシの生態(①ミノガの幼虫 ②春にさなぎになり初夏に幼虫になる ③ミノから飛び出すのは雄だけで、雌はミノの中でから出ずそこで卵を産む)を伝えると、みんな興味津々で聞いていました。子ども達は、やはり生き物が大好きなようです。
興味をもったところで、制作に取りかかりました。顔はクレパスとマーカーで描き、ミノは折り紙を手でちぎってのりで貼りました。折り紙が増えていくたびに「温かそうだね。」「これで寒くないから大丈夫。」と、自分がミノの中に入っているかのように話していました。夢中で折り紙を貼っていく姿やつぶやき、表情からは「寒い冬を越せるように」そんな気持ちが伝わってきました。
できあがったミノムシは、玄関の壁に貼りました。保育室の展示とはまた違う感じがしたのか、大きな木にぶらさがる自分達のミノムシを嬉しそうに眺めていました。