年長組 お米の観察(2022.11.15)
米作り最後の観察となりました。もみ殻、ぬか、精米後の白米をそれぞれバケツに入れて、手触りや匂い、触った時の音など、五感を使いじっくりと観察をしました。子ども達が1番興味をもったのは、匂いです。もみ殻は「抹茶のようなにおい」「コーヒーのようなにおい」などという声が上がりました。ぬかは「きな粉みたいなにおい」、白米は「お米のにおいになった」と大喜びでした。
片付けようとした時、「でも食べてる時のお米とちょっと違うにおいがする」とつぶやいた子がいました。みんなで確かめてみよう!と炊いたご飯を用意してみました。半信半疑だった子ども達ですが、鼻を近づけた瞬間「全然違う」「薄いにおいと濃いにおい」「ご飯はほかほかのにおいがする」と歓声を上げていました。「早く食べたくなってきた」炊いた白ご飯は食欲をそそるにおいがしたようです。5月のもみ撒きからスタートしたお米作りを通して、お米を作るまでの過程を体験し、お米を食べるありがたさを感じたのではないかと思います。