年長組 籾すりに挑戦(2023.11.9)
子ども達は、脱穀が終わって保育室にやってきたお米を不思議そうに除いていました。いつものお米とはまだ気づき、このままではまだ食べれないと知ると、「どうしたらいいの?」という質問がでました。「籾すりをしたら玄米になるよ!」と説明をすると、脱穀に悪戦苦闘していたので、「まだなのー?」と、まだやらなくてはならないことがあるのかと、落胆している子がいました。ここで、落胆している場合ではありません。どうしたらいいか? すり鉢とすりこぎを使ってこすり合わせる方法を子ども達にやって見せました。すると、また、勢いづいてきて、「やってみたい!」と、すり鉢をもつ係、すりこ木でこする係と、ふたりずつペアになり、もみすりに挑戦しました。ただ、また難関がやってきました。なかなかすれないことに気づき、子ども達は無言で真剣にこすりました。「先生、見てー剥けたよ!」と、茶色っぽい玄米がでてくると喜んでいました。あまりこすりすぎるとお米が割れてしまうという説明を聞いて、力を加減することもできました。